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![]() 意志宮とは意志の強弱をあらわす部位であり、これは頬骨によって観ます。 頬骨が高いと意志が強いということで男性的な気質の人が多いです。 鼻を「自分自身」をあらわしておりで、頬骨は、鼻を中心にして横に張り出したところにありますので、自分の考えを周囲に及ぼす形であります。 ですから、この部分が高くなっている人は、周囲に対して自分の考えを押し付けるような強さがあるので、人の意見を聞かない人が多いのです。 それだけに、周囲の人との協調性が取れず、周囲と衝突する恐れもありますので、自己主張もほどほどにして、妥協していくことも大切です。 頬骨の張り出し方にも、二つあって、ひとつは前に張り出しているものと、もう一つは、横に張り出しているものです。 前に向かって突出している人は、鼻が高くなっているのと同様に自尊心、自信力に溢れ、それに額が発達していて知恵に優れた人は、組織としてのリーダー性は十分持ち合わせていますが、自信過剰となって何でも無理に突破しようとするところがあり、現在の言い方で言えば、肉食系の人です。 これは獰猛なる猛獣の容貌と、馬牛のような温和なる家畜の容貌とを比べてみれば最もよくわかり、トラライオンのような猛獣は頬骨が張り出して丸顔に見えますが、馬牛などは頬骨が張り出していないから、面長な顔に見えるのであります。 現代女性はだんだん「丸ぽちゃ」になってきていますが、これは肉食の分量が多くなったために、だんだんと肉食形の容貌になってきたのであり、頬骨が出すぎる人は、下品な顔にもなっています。 江戸時代の浮世絵などで描かれている女性は、みな面長の顔で頬骨の突出はありませんが、これは肉食をせずに菜食であったために そういう顔をしているのであり、性格も従順で控えめな人が多かったのです。 |
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